平成27年度「税に関する高校生の作文」コンクールにおいて、立志舎高校3年 平山 紗香さんが本所税務署長賞を受賞しました。
12月10日(木)に本所税務署長の小林 明夫様が来校され表彰が行われました。

受賞した作文

税金について

立志舎高等学校 3年 平山 紗香

 私は今まで、税金のことについて考えたことがありませんでした。少し前に増税のことをニュースなどで知り、すごく増税に反対だったことを覚えています。ですが、今この作文を書くことで税金のことを調べ、ちゃんと考えました。
 税金にはとてもたくさん種類がありました。身近なものだと、消費税です。これはほとんどの人が毎日支払っている税金です。この消費税が増税することによるメリットとデメリットを調べました。メリットは、国の予算が増え、社会保障制度が安定すること、震災の被災地の早期復興につながることで、デメリットは、私たち国民の負担が増え国内消費が減ってしまい、景気悪化。政府への不満や生活困難、失業者増加等、デメリットの方が多い気がします。やはり私は反対です。さらには消費税が10パーセントにもなるということでやはり反対派は50パーセント以上で賛成より上回っているそうです。消費税が10パーセントに上がるのは、今年の10月だったが2017年の4月になることが決定したそうです。消費税増税はなくなることはないのでしょうか。
 ですが、税金がない世界だとしたら、今私たちは生きていけるのでしょうか。税金がない世界であった時、火事になってしまっても火を消せない。ごみの収集が来ないため町がゴミだらけに。急病人がいても救急車が来ない。警察官がいないため、安心して暮らすことができない。教科書や机がないため授業もできない。病院代が高くなってしまうなどと今あたりまえのことが税金がないだけでこんなにも違うという事が分かりました。とても税金が大切なもので、人間にも町にも欠かせないものだと思いました。
 増税することについて、反対ではありましたが、調べてみると税金の大切さを知ることができ、これからの暮らしや町が良くなるのなら、増税してもいいのではないかと考えるようになりました。今回税金について調べて良かったと思いました。